細菌 - 健康関心事

  

ボツリヌス療法の脳卒中まひ改善効果 腸内フローラ フィーカリバクテリウムに注目 NHKあさイチ

菌といっても様々です。
中にはスゴいパワーを発揮してくれる菌もいるといいます。
その菌についてNHKあさイチで取り上げられました。

●ボツリヌス療法の脳卒中のまひ改善効果
ボツリヌス療法はボツリヌス菌の毒素を使うものです。
美容のシワ取りのボトックス注射に使われることで知られていますが、
脳卒中のマヒを改善する効果があるということでした。
固まった筋肉に打つと筋肉が柔なくなり、その直後にリハビリを行うことで
指や足が動かせるように改善するといいます。
これはボツリヌス毒素が間違った神経の結びつきを切り離し、脳からの指令を通りやすく
することによるためだそうです。
筋肉が硬くなっている人に効果があり、脳卒中の6ヶ月経ったあとも期間に関係なく
効果があるということでした。
<費用>
保険適用で¥6〜9万(3割負担の場合・1回の注射代)
副作用としては注射後の痛みや腫れ ※ごくまれにけいれん・嚥下障害

●ジフテリア菌の毒素から卵巣がんの新薬が開発中
今ジフテリア菌の毒素を使った卵巣がんの新薬が開発中です。
この薬は今までの抗がん剤と全く違うメカニズムで治療するというものです。
現在、治験の段階で3〜5年後の承認を目指しているということでした。

●腸内フローラに注目
人の腸内細菌は、一千種類、数千兆個いるといわれており、その集合体を
腸内フローラと呼びます。
日本人、欧米、南米・アフリカの3つのタイプに分かれるといいます。
腸内細菌でいま注目されているのがフィーカリバクテリウムという菌。
この菌が病気の人に少ないということがわかってきたそうです。
近い将来、病気の予防・治療に腸内細菌が利用されると考えられており、
中にはふん便移植という健康な人の便を管を通して入れるという治療法もあるそうです。
最新の研究ではアレルギー、リウマチ、ぜんそく、糖尿病、さらには自閉症も
腸内細菌のバランスが影響しているということがわかってきたそうです。
まだまだこれからの研究が待たれる分野でもあるようです。