健康診断・検査 - 健康関心事

  

乳がん検査 3Dマンモグラフィー・PEM検査 最新機器導入病院

乳がん検査といえば、触診、マンモグラフィー、エコー検査が一般的です。その乳がん検査で今、新たな機器も登場してきています。今回、TBSテレビ「あさチャン」とフジテレビ「Mr.サンデー」で2つの最新機器が放送されましたので紹介したいと思います。

3Dマンモグラフィー


日本では、年々乳がんの死亡者数が増えてきているのに対し、8人に1人が乳がんにかかると言われるアメリカでは、ここ最近減少傾向にあるといいます。なぜ減ってきているのか。その理由の一つが3Dマンモグラフィーの普及によるといいます。現在、全米全体で1800台の3Dマンモグラフィーが設置されているといいます。
3Dマンモグラフィーとは一体どんなものなのか?
日本でも普及しているマンモグラフィーは、いわゆる2Dと言われるもので、乳房を圧迫して平面の画像を撮影するものです。乳腺は白く映り、がん細胞も白く映るため、がんが発見しづらいといいます。それを改善したのが3Dマンモグラフィーです。動きながら乳房を1mm単位で薄く輪切りにして何百枚も画像にします。1mmずつ見ることができがんが発見しやすいといいます。その結果、3Dの方が、20〜40%発見率が高くなると言われています。

3Dマンモグラフィーの検査料:約200ドル(約2万4000円)
従来の2Dマンモグラフィーより約100ドル高い。

アジア女性は乳腺密度が高いので3Dマンモグラフィーがより有効だと言われます。
さらに従来のマンモグラフィーより胸を強く圧迫しないので痛みも弱いとのこと。

なぜ3Dマンモグラフィーが日本に普及していないのか?
現在日本では、いくつかの病院で導入されてきています。しかしほんの一部の病院だけです。これは日本では、乳がん検診率が低く、高額な費用をかけて3Dマンモグラフィー導入しても割に合わないため普及しなんだそうです。

3Dマンモグラフィーのある病院をネットで検索してみました。
すべてではありませんが、設置しているいくつかの病院です。

■3Dマンモグラフィー設置病院
高崎総合医療センター(群馬県)
産科婦人科舘出張 佐藤病院(群馬県)
宇都宮セントラルクリニック(栃木県)
国立国際医療研究センター病院(東京都)
健康院クリニック(東京都)
新宿ブレストセンター クサマクリニック(東京都)
新百合ヶ丘総合病院(神奈川県)
西鶴間メディカルクリニック(神奈川県)
大阪鉄道病院(大阪府)
関西医科大学付属滝井病院(大阪府)
姫路赤十字病院(兵庫県)
佐々木外科病院(山口県)

※全国で100台程度設置されているという記事もありましたのでまだまだあると思います。ここ1、2年で設置している病院が多く徐々に普及しているのかもしれません。

PEM検査


PET検査が全身のがんの早期発見の検査ができるに対し、PEM検査は、乳房専用に特化した検査機器です。検査方法としては、まずブドウ糖を含んだ成分の薬剤を体内に注射します。がん細胞は正常細胞よりブドウ糖を取り込む性質があるので、がん細胞にブドウ糖が集まってきます。PEM検査では、そのブドウ糖の集まりを検査するというものです。PET検査では5mm以下のがんの発見は難しいとされますが、PEM検査なら5mm以下のがんも発見は可能だといいます。ただし100%発見できるというものではありません。実際、PEMで検査する時間は4分程とのこと。PEMで使用される薬剤は安全で被爆の量もCTに比べると低く安全面は高いといいます。痛みの方は、胸を軽くはさむ程度なので痛みは全くないそうです。

メリットが大きいPEM検査なのになぜ普及しないのか?
高額な機器なためです。

検査費用:21万円(保険が適用されないケース)

現在、乳がん専用のPEMは日本に2台しかないということでした。その1台があさチャンで紹介された栃木県にある病院「宇都宮セントラルクリニック」です。もう1台は、ネットで調べたところ、横浜にある病院「ゆうあいクリニック」かと思います。

宇都宮セントラルクリニック(栃木県)
ゆうあいクリニック(神奈川県)

テロメスキャン


宇都宮セントラルクリニックでは、PET・PEM検査に加えてテロメスキャンを行ってより診断の精度を高めているといいます。テロメスキャンは血液を採取して、血液中に浮遊しているがん細胞を調べるというものです。採取した血液にがん細胞だけを蛍光発色させる処理を行い、がん細胞があるかどうか調べるものです。ただし、テロメスキャンでがん細胞がないからと言ってがんがないと言い切れるものではないそうです。

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LOXインデックス検査で脳梗塞や心筋梗塞のリスクが分かる 三番町ごきげんクリニック

夏は、熱中症に注意が必要ですが、最近良く言われているのが夏の脳梗塞と心筋梗塞です。
夏に多く発症するということで注目されています。
そんな脳梗塞と心筋梗塞ですが、自分がどれだけリスクがあるのか検査することができるそうです。
テレビ朝日「グッド!モーニング」で取り上げられましたので紹介します。

夏は、脱水により熱中症に加え、脳梗塞や心筋梗塞のリスクも高まるといいます。
原因は脱水による血液のドロドロ。
そのため脱水症状を起こさないようこまめに水分補給を行うことが大切だといいます。
脳梗塞や心筋梗塞のリスクは加齢とともに高まりますが、
自分がどれだけ発症リスクがあるのか血液検査でわかるものがあるそうです。
それがLOXインデックス検査と呼ばれるもの。

LOXインデックス検査とは


LOXインデックス検査は血液検査で脳梗塞につながる原因物質を数値化し、
10年以内の発症リスクを4段階評価したもの。(低・中・中高・高)
予防法も提示。
検査費用:¥1万2000程度(別途初診料)(保険適用外)
※費用は医療期間によって異なる。

発症リスクを減らすには青魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸、野菜、果物に含まれる
抗酸化物質をしっかり摂ることだといいます。
あとは適度な運動も必要だということです。

番組で紹介された病院が三番町ごきげんクリニック(東京・千代田区)でした。
沢登院長によると、健康診断でコレステロールのバランスが悪かったり、
家族で脳梗塞や心筋梗塞の人がいたり、心配だということで検査に訪れる人が多いといいます。

三番町ごきげんクリニック(東京・千代田区)


健康診断の新基準と従来の基準 NHKあさイチで紹介

今年4月、日本人間ドック学会が健康診断の新基準を発表したことで
大きな波紋を呼んでいます。
NHKテレビ「あさイチ」でも取り上げられましたので紹介します。

健康診断の新基準と従来の基準


上の血圧が145の人は従来の基準では高血圧、新基準なら正常ということ?
悪玉コレステロール値180、従来なら即治療、新基準なら正常ということ?
コレって一体どういうこと?
今年4月、日本人間ドック学会が健康診断の新基準を発表したものが
血圧、悪玉コレステロール値などいくつかの値が従来の値に比べて緩くなったため。
では従来の基準と新基準、どちらを信じればいいのか?

そもそもデータの算出方法が違うということでした。
新基準値は、病気、肥満、喫煙者、大量飲酒を除いた健康な150万人の基準値。
従来の基準値は、病気を起こした人、起こさなかった人1万人のデータを過去に
遡って比較。どのような人が将来病気を発症するリスクがあるかを算出したもの。

日本人間ドック学会の新基準値は、正常か異常かを診断するものではないという。
新基準は正常範囲ではなく、基準範囲だというもので、
いま健康な人の基準値で将来のリスクは考慮されていないというもの。
従来の基準値は病気を判断するデータ。
基準値の考えた方が違うというものでした。

日本人間ドック学会のホームページでも誤解を招いていると
基準範囲について(説明用ポスター)で説明
http://www.ningen-dock.jp/other/release

この内容を見ると、新基準値はばらばらな基準範囲を統一する第一歩として
発表したとあります。
従来のリスクを考慮したものと考え方が違うのに
統一するためというのはちょっとよくわからない説明になっているような感じですが?
新基準により2つの数値が存在することになり余計に混乱を招くような気もします。

健康診断の数値が良くてもがんなどの病気になる人もいます。
あくまで参考程度という認識も必要だということでした。