心臓 - 健康関心事

  

心房細動とは 自己チェック方法 加熱・冷凍アブレーション モーニングバードで紹介

誰でも経験する心臓のドキドキ感ですが、中には危険なものもあるといいます。
テレビ朝日「モーニングバード」の石原良純さんのアカデミヨシズミのコーナーで
心臓の危ない震え、心房細動について取り上げられましたので紹介します。
心房細動について教えてくれるのが筑波大学大学院 循環器内科 青沼和隆先生です。

心房細動とは


心臓は、通常は規則正しく収縮と拡張を繰り返しています。
ところが心臓の心房部分が異常に早く不規則に動くのが心房細動と呼ばれるもの。
異常な震えの原因は、異常な電気が発生したためと考えれています。
この心房細動が頻繁に起きると、血液がよどんでしまい、血栓ができることがあります。
その血栓が何かの拍子で外に流れ、脳にたどり着くと脳梗塞につながるといいます。
つまり心房細動はとても危険な震えだということです。
心房細動になりやすい人は、加齢の他には、肥満、高血圧、糖尿病などの生活習慣病
の人が因果関係は解明されていないですがなりやすいと言われています。
この心房細動、心臓には震えを打ち消す機能があるため必ずしも自覚症状が
あるとは限らないといいます。
では、どうしたら発見することができるのか?
そこで家庭でできる簡単なチェック方法が紹介されました。

心房細動の自己チェック方法


手首の血管に3本の指を20秒間当てて脈の乱れを調べる。
親指より3本の指でとった方がわかりやすいという。
もし脈が不規則なら病院で心電図の検査を行うことが大事。

カテーテルを使った加熱・冷凍アブレーション


心房細動が長期続く場合は、カテーテル手術による根本治療が必要だといいます。
より安全、的確な手術を行うために磁気立体マッピング装置が使われます。
処置方法としては、カテーテルで心筋の表面を加熱処理したり(加熱アブレーション)、
冷やして固める(冷凍アブレーション)ことを行います。
これにより異常な電気が伝わらないようになるといいます。
冷凍アブレーション手術は、時間が短縮されることでより患者に負担が少ない
新しい手術でまだ全国の約20の医療機関でしか行われていないそうです。

狭心症・心筋梗塞は前兆・サインを見逃さないことが重要 ゲンキの時間

心筋梗塞は、発症すると約4割の方は亡くなるそうです。
そのため発症する前のサインを見逃さないことが重要だといいます。
TBS「ゲンキの時間」9月28日で、狭心症・心筋梗塞の前兆サインついて取り上げられましたので
紹介します。
解説は、心臓の専門医 大阪警察病院 循環器内科 上田恭敬先生。

狭心症・心筋梗塞の半数の人に起こる細かな前兆・サイン


心筋梗塞の約半数はなんの前触れも無く突然発症しているといいます。
そして残りの半数は、数日〜数ヶ月前に胸の中心に何らかの小さなサインが現れたといいます。
もし半数の人に起こる細かなサインに気づき病院に行けば発症を事前に防ぐことができるといいます。

現れる細かなサイン


・逆流性食道炎のような胃酸が上がるようなムカつき感
 これは心臓と食道が近く刺激信号も似ているので脳が勘違いするため
・無意識に胸を触る仕草
 多くの動物が持つ痛みを抑える仕草で、痛い部分をさすったり掴んだりすると
 痛みが和らぐため手を当ててしまうというもの。
・左肩だけがこる
 左肩と心臓の知覚神経の回路が似ているため脳が勘違いするため。
・動作が遅い
 胸痛が出ないよう無意識がゆっくり動くため。
・冷や汗
・気分が不快
・首やアゴの違和感
・恋のときめき
 恋をした時の胸のざわめきに似た違和感も現れる場合がある。
・いつもより疲れる
・階段で息切れする

胸を触る、左肩をたたく、動作が遅いなど無意識に行う動作は自分では
なかなか気づけないといいます。
そのため家族が気づいてあげるということが重要なポイントだといいます。
また、息切れや疲れなどは年だからと自己判断してしまう場合があるといいます。

様子を見たら症状がおさまるので、大丈夫と思わず、
違和感を感じたら遠慮なく循環器内科を受診したほうがいいということでした。

再生医療 心臓の細胞シート治療 澤芳樹先生 たけしのみんなの家庭の医学

再生医療は次世代の医療としていま大変期待されている分野です。
その再生医療の中に一つに心臓を蘇らせる細胞シート治療があります。
テレビ朝日「たけしのみんなの家庭の医学」でその最新治療、細胞シート治療が
取り上げられましたので紹介します。

心臓の細胞シート治療とは


心臓を蘇らせる細胞シート治療を開発した方が大阪大学医学部附属病院 澤芳樹先生です。
澤先生はiPS細胞研究でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授と、心筋細胞の共同研究を行う、
世界が注目するドクターです。
弱った心臓を蘇らせる細胞シート治療では、2回の手術を行い治療するといいます。
1回目が太ももの筋肉を取る手術です。
手術で太ももの筋肉を約10gとり、そこから筋芽細胞と呼ばれる
心臓の細胞に極めて似ている細胞を取り出し約1ヶ月間培養して細胞シートを作ります。
2回目が心臓に細胞シートを貼る開胸手術です。
開胸手術で心臓の心筋に直接特殊な糊を付けた細胞シートを貼り付けます。
今回の開胸手術では5枚の細胞シートを貼りかかった時間は約3時間でした。
これにより弱った心筋が細胞シートから送られる栄養で1ヶ月、3ヶ月と時間が経つにつれ
徐々に心臓が蘇るといいます。

今回受けた患者さんの1ヶ月後を訪れると、血色がすっかり良くなり笑みも
こぼれるようになりました。
以前のように散歩や買い物が楽しめる日も近いといいます。
一方、澤先生、心臓病の研究は天職なんだということで、これからも力を注ぎ続ける
ということでした。