脳梗塞・脳出血 - 健康関心事

  

微小脳梗塞チェック 割り箸テスト 微小脳梗塞予防 パチパチ体操&キラキラ体操 眞田祥一先生 モーニングバードで紹介

テレビ朝日「モーニングバード」2月2日の石原良純さんのアカデミヨシズミのコーナーで、
50代の人の半分に疑いがあるという微小脳梗塞が紹介されました。
教えてくれるのが眞田クリニック 眞田祥一先生です。

微小脳梗塞とは


脳梗塞はよく聞きますが、微小脳梗塞はあまり聞きなれない言葉です。
微小脳梗塞とは、脳梗塞の前段階としてあるもので、脳の小さな血管が詰まり、2〜3ミリ程度の脳梗塞ができるというものです。微小脳梗塞のまわりが萎縮したり将来的には大きな脳梗塞を引き起こす可能性があります。
この微小脳梗塞、50代の2人に1人に疑いがあり多くの人がなっているといいます。
しかし微小脳梗塞の場合、脳梗塞と違って、あまり自覚症状が無いといいます。

微小脳梗塞のわずかなサイン


微小脳梗塞の中にはわずかなサインがあることもあるそうです。
・片側のしびれ
・言葉が出ない
・ふらつき
・よくつまずき、
・頭痛
微小脳梗塞の原因は、老化による動脈硬化です。動脈硬化が進んだ方、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙などがあると将来的には本格的な脳梗塞を招きやすいといいます。

微小脳梗塞チェック 割り箸テスト


微小脳梗塞があるかどうかの簡単なチェック方法です。割り箸を用意します。
(1) 割り箸を割る。
(2) 十字にしてバランスを取りながら箸をのせる。
(3) 上下に10センチぐらい5往復させる。
載せるまでに10秒以上かかったり、
何度やっても途中で落としてしまう場合は、微小脳梗塞の疑いあり。

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最新の血液検査で、将来的な脳梗塞の発症リスクを診断するものです。
酸化悪玉コレステロールと動脈硬化を引き起こすたんぱく質の量を測定し、
今後10年間の脳梗塞の発症リスクがわかるというもの。

微小脳梗塞の予防


微小脳梗塞を予防するには、やはりバランスのいい食事と運動。
食事 … 塩分を控え野菜を1日350g摂る。
運動 … ウォーキングを1日合計30分程行う。

パチパチ体操とキラキラ体操は微小脳梗塞を予防する室内でできる手軽な運動です。
脳の循環が良くなり一酸化窒素(NO)が発生し動脈硬化の予防になるといいます。

パチパチ体操


(1) 両手を前にまっすぐ伸ばして、手のひらと手の甲を交互にパチパチ合わせる。
(2) 1セット30回1日3セット。
なるべくリズムカルに行う。

キラキラ体操


(1) 両手を、胸の前にかざし左右の手が乱れないようできるだけ早くキラキラと手を回す。
(2) 1セット20回1日3セット行う。
できるだけ早く行う
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くも膜下出血の前兆 予防法は左右の腕で血圧測定 モーニングバードで紹介

命に関わる怖い病であるくも膜下出血は秋と冬に患者数が増えるといいます。
テレビ朝日「モーニングバード」の石原良純さんのアカデミヨシズミのコーナーで
そのくも膜下出血について取り上げられましたので紹介します。
教えてくれるのがくも膜下出血に詳しい脳外科の権威 村山雄一先生です。

くも膜下出血


くも膜下出血とは脳の血管に動脈瘤と呼ばれるコブが出来てそれが破裂して、
脳の覆うくも膜の下に血液が広がり、脳が圧迫されるというもの。
くも膜下出血になると約1/3の人が亡くなるというとても恐ろしい病です。
くも膜下出血の原因となる動脈瘤がなぜできるのかは、残念ながら今も
分かっていないそうです。
遺伝、高血圧あるいは喫煙などが危険因子と言われてますが、それがなくても
動脈瘤ができてしまう人はいるといいます。つまり誰でも可能性はあるということです。
では、未然に防ぐために前兆はないのか?
基本的には前兆はないといいます。ただしコブができている場所によっては
前兆がある場合があるといいます。
具体的には、突然の視力低下、頭が痛くて朝目がさめた、物が2重に見える、
まぶたが下がってきたなどです。
前兆があるのは全体の3割程度で残りの半分以上が突然やってくるということでした。
異変に気がつき病院で診てもらったら動脈瘤が見つかったなら、
ある意味、運が良かったと思ったほうかいいのかもしれません。

くも膜下出血の治療法


くも膜下出血の治療は、脳の頭蓋骨を開けて脳の隙間をわけてクリップという医療器具で
コブの根元を止めるクリッピング術とよばれるものです。
この治療法は、従来から行われている治療法で動脈瘤が破裂してもしていない段階でも
行われる治療法です。
現在、体への負担が少ない治療法としてコイル塞栓術があります。
これは破裂する前の動脈瘤にカテーテルを通してコイルで動脈瘤を埋めてしまうというものです。
これを行うには、3D-DSAと呼ばれる血管内手術の支援システムを使います。
リアルタイムで血管内が3D画像で表示される最先端のモニターシステムです。

くも膜下出血の予防法


では、くも膜下出血を予防するにはどうしたらいいのか?
健診会 東京メディカルクリニック 高橋靖先生より予防法が紹介されました。
くも膜下出血は、やはり危険因子の一つである高血圧に注意が必要で、
普段からこまめに血圧を測り、自分の血圧の状態を見ることだといいます。
この時、血圧は、左右の腕で血圧を測ります。
正常な場合、左右の血圧の差はほとんどないといいます。
あっても±5mmHg程度です。
しかし動脈硬化が進むと血管が狭まることで左右の血圧に差が出ることがあります。
差が10〜15mmHg以上が続く場合は、一度病院で診てもらったほうが
いいということでした。

新たな脳梗塞治療 造血幹細胞で血管を活性化 田口明彦先生 TBS夢の扉+

TBS「夢の扉+」で、脳梗塞治療に挑む田口明彦さん取り上げられましたので紹介します。
ドリームメーカー: 先端医療センター 再生医療研究部 部長 田口明彦先生

新たな脳梗塞治療


脳の神経細胞は一度死んだら二度と生き返らない。
これはカハールの呪いと呼ばれるものだそうで、
今から100年以上前、ノーベル賞を受賞したカハール博士の仮設。
この学説は100年に渡り脳医学の常識とされてきたといいます。

この学説から死んだ脳の細胞は再生しない、
そのため脳梗塞は治すことはできない病気とされてきました。
この治すことができないとされた脳梗塞の新たな治療に挑んだのが
今回のドリームメーカー田口明彦先生。

田口先生が行った治療は、傷んだ脳の神経細胞を再生させるアプローチではなく、
血管を再生させ脳細胞に血液を流して再生させようとするアプローチ。

この治療のヒントとなったのが、抹消動脈閉塞症、末端まで血液が巡らず
壊死してしまうという病気。いわば手足の脳梗塞。
この治療に使ったのが造血幹細胞。血液の元になる細胞で骨髄の中に存在するもの。
これを患者に注射することで血管が増え血流量も増え壊死の進行が止まったという。
これを脳に応用すれば脳も再生するのでないかというもの。

田口先生の治療はいま臨床試験の段階。

治療法は患者から骨髄液をとりそこから造血幹細胞を抽出し、それを患者の静脈に打ち、
脳の血管を活性化させ、脳の血流量を増やし脳の機能を再生させようというもの。

この田口先生が行った治療によって寝たきりになりそうな12人の患者のうち9人が
自力で歩けるようになったといいます。

脳梗塞になり脳の神経細胞が死ぬとこれまではリハビリに望みを託すしかなかったが、
この治療法は、リハビリ以外の有効な治療法として期待できるといいます。