漢方薬 - 健康関心事

  

西洋医学の医者も使いたい漢方薬(葛根湯 芍薬甘草湯 五苓散 加味逍遥散)林修の今でしょ!講座

テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」で、西洋医学の医者30人に聞いたプライベートで
も使いたい漢方薬4つが取り上げられましたのでまとめてみました。
紹介するのは、以前も番組で漢方について紹介した
帝京大学医学部附属病院 准教授 新見正則先生です。
4つの漢方薬が葛根湯、芍薬甘草湯、五苓散、加味逍遥散でした。

葛根湯


西洋医学の医者に聞いた葛根湯の魅力とは?
・朝、診療していて風邪っぽい時に飲むと昼には症状がなくなっている。
・西洋薬では風邪が治るまで時間がかかるが改善が早い。
・風邪薬としても肩こり、中耳炎の薬としても使える。
新見先生によると葛根湯に含まれる麻黄という生薬がかぜやインフルエンザにも効くという。
他にも中耳炎・頭痛・扁桃炎・腰痛・急性胃腸炎・ひざ痛・筋肉痛・月経痛・下痢など。
とにかく痛みなどの幅広い症状に効果があるといいます。
葛根湯には7つの生薬が含まれ、中でも麻黄には麻黄湯があり
風邪などの熱が出る症状の改善に期待できるといいます。

芍薬甘草湯


西洋医学の医者に聞いた芍薬甘草湯の魅力とは?
・筋肉がつった時に飲んだら痛みがとれて楽。
・マラソンなど前もって飲んでおくと足をつらなくてすむ。
新見先生も趣味のトライアスロンの時に飲んでいるそうです。
大体6分で効くそうです。
ふくらはぎがつるこむら返り以外にも原因が筋肉が関係するものに効果があり。
筋肉痛・月経痛・肩こり・下痢・腰痛・胃痛に効果があるといいます。
なぜ、効果があるのかはわかっていないそうです。

五苓散


西洋医学の医者に聞いた五苓散の魅力とは?
・若い頃は五苓散に飲んでから忘年会に行っていた。
・五苓散は二日酔いの特効薬。最初に飲んでも二日酔いの後でも良い。
・二日酔いの薬の中で最も効果が強いと思われる。
他にもめまい・むくみ・下痢・風邪・内臓のムカムカ・頭痛・胃痛・急性胃腸炎など。
桂皮に鎮静・解熱の効果が期待できる。
それ以外の猪苓・茯苓・蒼朮・沢瀉は足のむくみなど水のアンバランスを治す生薬。
五苓散は余分な水分を出す効果がある。
二日酔い以外に急性胃腸炎に子供にも効果がある。
新見先生によると子供にはとどんなときでも五苓散がいいそうです。

加味逍遥散


西洋医学の医者に聞いた加味逍遥散の魅力とは?
・女性のストレス・イライラの一番最初の出す薬。
・ホルモンが絡んだ不調の若い女性にホルモン剤を使わず気持ちを持ち上げるもの。
・女医が実際経験、状況を打破するパワーが生まれる。
女性の更年期障害や自律神経失調症の改善に期待。
まずは女性のイライラに試して下さいというものなんだとか。
他にも冷え性・頭痛・ひざ痛・肩こり・便秘・しもやけなど。
柴胡に精神安定・解熱効果がある。
当帰に血流を改善する効果がある。

林修の今でしょ!講座での新見先生のこれまでの漢方薬講座です。
http://kenkouk.seesaa.net/article/400991734.html

http://kenkouk.seesaa.net/article/402841835.html

漢方薬は効くの?肥満 がん 認知症 うつ病 腰痛 肩こり 夏風邪 新見正則先生 林修の今でしょ!講座

前回放送で大好評だったということでしょうか。
テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」で新見正則先生による漢方講座第2弾が
放送されましたのでまとめてみました。
第1弾はこちらです。
http://kenkouk.seesaa.net/article/400991734.html

帝京大学医学部附属病院 准教授 新見正則先生は、西洋医学と漢方医学の両方を
知りつくす先生。
新見先生、昔はまったく漢方には興味がなかったそうです。
今の医学で治らない患者が多くいたので、そこで漢方を勉強して使ってみたら
結構治る人がいたということでした。
どちらがいいということではなく、いいとこ取りをすればいいんだと。
今回はいくつかの病気に対して、漢方がはたして効くかのどうか教えてくれました。

夏風邪


漢方は夏風邪が得意。代表的な風邪に効く薬が葛根湯。
一つのメリットは漢方は眠くならないこと。
葛根湯は前回やりましたので第1弾を参考に。

肩こり


肩こりに漢方薬は効かない。
肩こりは肩甲骨が固定しているから痛いので、
肩こりの改善には水泳など肩甲骨を動かす運動が一番いいそうです。

腰痛


腰痛は、漢方も結構効く。
芍薬甘草湯は、芍薬と甘草の2つで作られ、ぎっくり腰など急性の痛みの緩和に期待。
漢方薬の特徴として生薬の少ない方が即効性があるとのこと。
ある程度落ち着いたら、12種類の生薬が入った疎経活血湯がオススメで慢性の痛みに期待。
生薬が少ない漢方⇒急性に効果
生薬が多い漢方⇒慢性に効果

うつ病


うつ病は、西洋薬がすごく効く。すごく効くということは副作用も起こる可能性もあるとのこと。
うつ病もどきなら14種類の生薬が入った加味帰脾湯がオススメ。
眠れない、疲れた、やる気がないといった時に飲んでもOK。

老眼


老眼に効く漢方薬はない。
老眼にちょっと効くと書いてある本もあるけど、老眼鏡を買ったほうがいい。

認知症


認知症に効く漢方薬はない。
西洋薬にも、進行を遅らせるものはあるが回復させる薬は今のところないとのこと。
漢方薬で認知症に良いとされるのが抑肝散。興奮を抑える働きに期待。
認知症で攻撃的になった人に抑肝散を飲んでもらって介護が楽になった
という報告があるそうです。

がん


がんに効く漢方薬はない。
がん手術前後に気力体力をつける漢方はあるそうです。
がん治療において気力、体力を回復させる漢方が補中益気湯。
芝大門 いまづクリニックには漢方腫瘍内科(がん漢方)があり
がん治療に伴う疲労、精神的な負担を軽くする守りの医療として漢方を使用。

肥満


肥満は、基本的には摂るカロリーと使うカロリーのバランスで、
漢方薬は、ちょっとお役に立つ程度のようです。

新見先生から、最後に一言。
人間は自分で治す力を持っています。
一番大切なのは自己治癒力。
医療はサポートするだけだということでした。

漢方が効くかどうか?みてみると今回の病気で効くものってそれほどなかったですね。
最後の話は漢方とは離れましたが、自己治癒力を高める方法を知りたいものです。

漢方薬 風邪に葛根湯 冷え症に当帰四逆加呉茱萸生姜湯 アトピーに温清飲 新見正則先生

東洋医学の中に漢方薬があります。
あまり馴染みがない人も多いかもしれませんが、
実はお医者さんの9割が漢方薬を用いているそうです。
テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」で取り上げられましたので
ポイントをまとめてみました。
今回に漢方ついて教えてくれた先生が帝京大学医学部附属病院 准教授 新見正則先生。
新見先生は西洋医学の方で、途中から東洋医学を取り入れた方なので
両方の良い面、悪い面を知っている方だということでした。

漢方薬とは


漢方薬とは生薬といって植物、動物、石から体に効果が期待できるとされるもの。
例えば、牡蠣の殻やみかんの皮など、そのもの一つ一つの作用は少ない。
漢方薬は足し算の考え方。一つ一つの作用が少ないが色んな生薬を足しあわせて
効果を高めようというものなんだそうです。
この説明からいくつかの生薬が混ざっている漢方薬の意味がわかりますね。
一方、西洋薬は一つの原料から本当に効く成分だけを抽出した引き算の考え方なんだと。
また保険適用の約150種類の漢方の半分は1800年前にできたものといわれ
ほとんど変わっていないそうです。

漢方薬の副作用


漢方薬は西洋薬に比べ、圧倒的に副作用が少ないがゼロではないとのこと。
例えば、甘草が入っている漢方薬をあまり飲む過ぎると足がむくむ人がいるとのこと。

漢方薬が得意な病気3つが紹介されました。

風邪に効果的 葛根湯


かぜは感染症でウイルスが原因。基本的には自分で治さないといけないもの。
早く治すには、体を温めウイルスを倒すのがいいとのこと。
そこでかぜには漢方薬の葛根湯がいいとのこと。
葛根湯は、7つの生薬で体を温めてくれる。
漢方のメリットは眠くならないことだという。
初期のウイルスが少ない段階に飲むと効果を発揮するとのこと。
漢方薬は元気な人が飲んでも問題ないのでちょっと風邪かなと思った時に
飲むのがいいみたいです。

冷え症に効果的 当帰四逆加呉茱萸生姜湯


冷え症は西洋医学の診断学の教科書にないもので、病名がないものなんだそうです。
冷え性に効果的な漢方薬が当帰四逆加呉茱萸生姜湯と呼ばれるもの。
とっても長い名前の漢方薬です。
9個の生薬からなり体で熱を作る手助けをして手足の末端を温めてくれる作用があるとのこと。
昔のしもやけの特効薬なんだそうです。
効果をみるには4週間飲んでもらって効果なければ他を探すという考え方のようです。

アトピーに効果的 温清飲


アトピー性皮膚炎には漢方薬の温清飲が効果的。
8個の生薬からなり肌に潤いを与え、かゆみを抑える効果があるとのこと。
4つの生薬が黄連解毒湯、残り4つの生薬を四物湯。
四物湯は肌に潤いを与える作用があり化粧のノリが悪くなった時に飲むと効果的。
黄連解毒湯は冷やす作用がある。そのためかゆみを抑える効果がある。
つまりアトピーのかゆみを冷やして抑え、皮膚にも潤いを与えようとするもの。
効果ができるのは、かかった年数の半分かかるとのこと。
ちょっと長期的なことになってしまいそうですが、
漢方薬と西洋薬は飲み合わせると悪くなることはないそうなので
一緒に飲めばいいとのこと。

最後に新見先生、どっちを選べと言われたら西洋医学だと。
でも、より進歩するには漢方薬のいいところと西洋医学のいいところを
合わせたほうがいいということでした。

漢方薬は副作用はほとんどないそうなので、ちょっと体調が良くないときに
その症状に合わせて飲むのもいいのかもしれません。