口 - 健康関心事

  

唾液を出す体操 健口体操 ドライマウスの原因 中村由利子先生 舌診 柿木保明先生 駆け込みドクターで紹介

口の中のトラブルには様々なものがあります。
年々増えていると言われるドライマウスもその一つだといいます。
11月9日に放送されたTBSテレビ「駆け込みドクター」で取り上げられましたので紹介します。

ドライマウスとは


ドライマウスとは、唾液の分泌量が減り口の中が乾燥する症状です。
正式名は口腔乾燥症。症状としては口の中のネバネバ感や歯茎の痛みなど。
ドライマウスになると虫歯や歯周病、かぜやインフルエンなどの感染症に
かかりやすくなるといいます。

ドライマウスの原因


原因の一つは噛む力の衰えによると考えられています。
唾液は、噛むことで分泌されます。噛むことが少なくなれば噛む力も衰え唾液も少なくなります。
もう一つの原因はストレスのよると考えられます。
唾液の分泌は自律神経が大きく関わっており、緊張して交感神経が高まると唾液の
分泌量が減ります。ストレスの時も交感神経が高まるので唾液の量は減り乾きやすくなります。
噛む力の衰えとストレスがドライマウスの2大要因と考えらています。

またカフェインを多く含むコーヒー、お茶、紅茶やアルコールは利尿作用を促すので
多くとることで脱水症状の引き金になり、口も乾きやすくなるのでドライマウスにも
つながるといいます。
ドライマウスで口が渇くと細菌も増えるので口臭の原因にもなります。

唾液腺の老人性変化(加齢による唾液腺の萎縮)によって口の中が乾燥するのも
原因だといいます。
今回タレントのダレノガレ明美さんが該当しました。

ドライマウスの人は目の乾きを訴える人も多いといいます。目の乾きで病院で診てもらい
ドライマウスだと分かるケースも多いそうです。

水分を良くとっても口が渇く人は、病院で人工唾液スプレーが処方してもらえるので
相談すると良いそうです。

唾液の役割と効果


唾液は1日約1.5リットル分泌されます。
唾液の役割は、口の中の洗浄、抗菌作用、食べ物の消化、粘膜の保護、成長の促進などがあげられます。

その他にも
・唾液には、成長ホルモンの一種パロチンが含まれ美肌効果や骨や筋肉を強くする効果が
 あるとされ天然の美容液のようなもので老化防止が期待できる。
・がんを発生させる活性酸素を減少させる効果が期待できる。
・噛むことであごからの刺激で脳が活性化され認知症予防が期待できる。

唾液を出すことはとても健康にいいということで唾液を出す体操が
歯科・口腔外科 中村由利子先生より紹介されました。

健口体操


健口体操は、唾液が良く出るようにする口の体操です。
童謡「むすんでひらいて」の替え歌で口の筋肉を動かします。
口の筋肉を動かすことで唾液腺が刺激され唾液がたくさん出ます。

「むすんでひらいて ベロを出してむすんで
 また開いてベロを出して そのベロを鼻に
 ベロを右にベロを左 ベロをぐるぐる回します」

舌で分かる体の状態


舌は、血液が多く集まっており血液の質の変化で色や形が変わりやすいと言われます。
正常な舌はピンク色で表面には舌苔と呼ばれる白いブツブツがあります。
九州歯科大学 教授 柿木保明先生は舌でその人の体の状態が分かる専門家です。
柿木先生による舌診(舌の状態による身体の診断です。)

舌苔が黄色 … 胃の消化吸収不良・慢性胃炎
舌の亀裂 … 消化管が弱っている・やストレス過多・貧血気味
舌の回りが歯型でガタガタ … 水分の代謝が悪くむくみやすい・胃腸が弱っている
先端の歯型 … むくみやすい・姿勢が猫背で悪い
舌を出したとき右に寄る … 右側で噛んでいる(和田アキ子さんの場合、左の歯を治療中)
舌先が赤い … 乾燥してのどが弱っている・口を開けて寝ている
はれぼったい … ストレスに弱い・消化管が弱っている
舌に地図のような模様(地図状舌) … ストレス・自律神経が弱っている
舌を出してしばらくすると色が暗くなってくる … 首や肩の血行が悪い